平成仮面ライダー履修祭りの話
先に言っておく。私生ハムくんは、かーなーりニチアサニワカである。そして前置きはかーなーり長い。覚えておけ！
とにかく観るのは戦隊ばかりで、デカレンジャーが好きで10YA、スペスクを見たりしていた。
ちなみに世代としてはアバレンジャー・デカレンジャー。大人になってからのリアルタイム全話視聴はゴーカイとキュウレン、TTFC全話視聴はゴーオンとシンケン。
TTFCに入ったのは、今夏のテレ朝夏祭りで行われるルパパトの生配信部分が見たかったから入ったぐらいの新参だし、今年の夏に仮面ライダージオウのガワが発表されるまで、ライダー派ではなかった。
そんな折、顔にはっきり「カメンライダー」と書いてあるガワが公開された。
第一印象ははっきり言って「そんなんありかよ！？ダッセェwwwうわ足がキックだし銃はジュウ、剣はケンwwwwwwww」である。シンケンジャーで文字顔を見といてこの感想。
インパクトは最高だったしわかりやすかった。でも正直その時点では見るか？と言われれば話題に触れる程度でいいやと思っていた。
そんな時に目に入ったビルドの最終回ネタバレ考察ツイートで、最近の仮面ライダーというものに俄然興味が湧く。
確か49に分けてどうのこうの〜という考察だったと思う。
その当時私が思っていた仮面ライダーといえばBLACK(BLACK RX)だし、言うて全部見てないし、とにかく敵と戦って悪いやつやっつけて、と言う感じなんじゃないの？と思っていた。
戦隊は大体の流れがテンプレ化されているところがあったりしていたから想像はつくのだが、最近のライダーはそんな細かいことまで考えてんの！？という衝撃を受けた気がする。うん、確か受けた。
平成仮面ライダーで知っているものといえば、見た目がすごいということと、戦隊に負けず劣らず俳優がイケメン揃いであるということ、そして話が重いということぐらいだった。
私自身は平成生まれだし、平成仮面ライダーは世代といえば世代だが、見ていた時はストーリーをほぼ追わず、「変身した！カッコいい！がんばえー！負けうな〜！キャッキャッ」という感じで、覚えていたのは555の変身シーンぐらいである。携帯すごく欲しかったし家の電話の子機で555って押してたレベル。
ここから私は怒涛の履修祭りを開始することになる。
まず最初に見たのは件の仮面ライダービルド。
これがとにかく面白かった。話が複雑だったからWikipedia先生と一緒にだったのだが、展開がめちゃめちゃ早い。休日に見始めて正解だった。次はどうなる？その次は？と、どんどん話が進んでいく。
ついさっき持った疑問が、数話後には解決されている。各人が正体を明かしていくのも早かった。
見終わるのに1週間かからなかった。というか3日ぐらいで見終わった気がする。睡眠時間を削って満身創痍だった気がする。
ジオウも見たい。平成ライダー、こんなに面白いんだ。それが20作分ライダーが出るんだ。すごいな、めっちゃ見たい。
見終わった頃には、ジオウ早く始まらないかなで頭がいっぱいだったので、いわゆるビルドロスにはならなかった。
ジオウを見たいけど平成仮面ライダーは全然わからない、でももう始まっている。幸い1話、2話はビルドの回だったため、まだ余裕はあるっちゃある。無いんだけどある。
2話ずつ構成の中、全ライダーを3日で履修は流石に無理だ。休日2日間フルで見ても30話そこそこ。平日は仕事がある。これは間に合わない...。
諦めた。
ジオウと一緒に追っていくのは無理だ。見たいのから見ていこう。ジオウはリアルタイムで見つつ、TTFCでいつでも見れるから、見終わったらまたその回を履修すればいい。人生は諦めが肝心。
ジオウは3、4話でエグゼイドをしていた。
エグゼイド、確か見た目がライダーっぽく無いやつだ。すごくカラフルなやつ。そんな印象。先生がゲーマー？どういう世界観？と思いつつ、履修祭りの方で見ていたのはディケイド 。
ディケイドも記念作のため、ジオウに対して何かしら得るものがあるんじゃなかろうかという気持ちと、全話合わせて30話程と1年やっていない作品であること、そして、平成前期の世界観設定だけは手早くわかるのでは？という考えからのチョイス。
「世界観設定だけ」と言ったのは、ディケイド にはオリジナルキャストがほとんど出ず話を進めているため、公式二次創作と言われるほどにしっちゃかめっちゃかなのである。
お陰で前期のことはまあ、本家とは違うところが沢山あると言うことを念頭に置きつつ、大体わかった。
いい感じに私も通りすがった感覚になった。鳴滝は一体何者なのかは最後までよくわからなかった。おのれディケイド 。
ディケイド のネット版のやつはすごく面白かった。あれは本当に面白かった。
徒競走のときの、悠々と歩くBLACK=サン...わかる...。
次に見たのは、エグゼイド。
医者とゲームというコンセプト。本当にそれだけ聴くとどういうこと？何て？なんだけど、ゲームのバグ、IT機器のバグの原因の一つにあるウイルス、それに医学的な意味の方のウイルスをかけていて、
人に対してデジタルなウイルスが感染する世界で、それを治療するのは医者。という見事な設定に「はぁ〜〜〜〜！！！！！(感心)」とオタク特有のクソデカため息が出た。
ガワのデザインが本当にぶっ飛んでいて(ゲームキャラのライダー化だから当然のデザインなんだけど)、中盤まで推しガワがいなかったのだけれど、いや本当にゾンビはかっこいいので早くエグゼイドを履修しろモルモットどもォ！ブェハハハハハハハハハ！！！！
ゾンビ出るまではキリヤ激推しで「ノせられちゃった」感じだったけど、ゾンビ出たあたりからもう気付いたら壇黎斗を推していた。
映画はトゥルーとアナザーと引き継ぎ映画、小説も読んだぐらいにエグゼイドが好きになっていた。
仮面ライダー エグゼイド は、いいぞ。
(でも引き継ぎ映画でビルドのラビタンが出てくると本当にはしゃいでしまうぐらいにラビタンのガワが好き)
エグゼイドの引き継ぎ映画でゴーストを知る。は？なんだあのガワ。パーカー？胸筋のとこのアーマーのせいでパーカーパツパツ？デザイナーは神か？観るわこんなん観るわ。視聴決定の瞬間である。(いろんな意味で)お目目も大きくて可愛いんだ。見てくれ。
ゴーストは1話で主人公が死ぬ。は？1話で話が終わるじゃん。と思うがしっかり1年分、50話ある。50話と言っても話自体は49話できっちり終わり、最終話はアフターストーリーみたいなものになっている。この49話できっちり片がつくところ、四十九日とかけているのだと思われる。...天才か？
この辺りで、冬映画の告知が来る。仮面ライダー平成ジェネレーションズだ。
出てくるライダーを履修しないと、こいつぁ楽しめねえぞ！と直感した。
どのライダーの映画も知らん奴が出てきたと思ったら見てないライダーでよくわからんまま終わってしまうことがあるのだ。
楽しみたい。この冬とにかく楽しみたい。そう思った私は、ずっと気になっていたW／ダブルを見ることにした。
電王はジークちゃんが好きでちょっと記憶があるので、全く知らない方を先に見ないと冬映画に間に合わなかった場合、悲しい事になる気がした。
左にいるのが翔太郎と言う意味なんだとずっと思っていた。お前それ苗字なんかい！！！
Wはちょっと知っている。確か探偵もので、フィリップが相方で、なんか本棚で調べ物するんじゃろ？程度の知識。詳しい設定は知らないし、2号ライダーのことも知らなかったのだけれど、見終わった率直な感想は「早く結婚しろお前ら」。もちろん所長のことである。スリッパ何個もってるんだろう。
他の感想も色々あるんだけど、とにかく言えるのは、結婚式はどの劇場版？Vシネ？(現時点でA to Zしか映画は見ていない)
さて、冬映画用の履修を続けよう。キーワードは、電王。
これは結構話題になってたライダーだから、ある程度は知っている。イマジンが契約して過去に飛んで、それを電王がやっつけるんだ。モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス。デネブと侑斗が2号ライダーの立ち位置で、あとジークちゃん。あっ、ナオミちゃんは毎朝俺にコーヒー入れてくれないか？好きだ。
ちなみに覚えていたのはこのくらいの知識で、サクライユウトの真相だったりは全く記憶になかった。
最後3話はボロボロに泣いて、目尻がぱっくり切れた。お前の強さに俺が泣いた。
そのあと劇場版が計7つ？8つ？あるってことで、アマプラで見れる分をとりあえず全部見た。高岩さん足りてる？？？大丈夫？？？
事前情報で知っていた冬映画のメインライダーはWと電王だけだった。クウガは見落としていた。だからこのあと555を見始めたんだけど、途中でクウガ履修しないとこれやばいのでは！？とシフトチェンジした。
結論から言うと履修完了前に冬映画がきた。
今クウガは30話前後に差し掛かっているのだけれど、冬映画を見た感想は最初の九郎ヶ岳の遺跡のことさえわかっていれば多分大丈夫かも〜？と思ったけど最後まで見てた方が楽しさは倍増すると思う。ネタバレになるからこの記事では詳細に触れないけれど、私は知っていたから、最後まで見なくても楽しめたな。
クウガといえばグロンギ語。最初本当によくわからなかったんだけど、検索して出てきたグロンギ語の翻訳ページをお供に見進めていたら、若干ならリスニングできるようになっていた。人の適応能力って怖い。
(翻訳ページはジオティーズのため今後消えるだろうからクウガ見るなら今のうちか、今見れないならページのバックアップでも取っておいた方がいいことだけをお伝えしておく。)
クウガももう少しで見終わる。そしたら555の途中から再開予定だが、そのあと見るのはまだ決めていない。
